瑞穂木材について line

県産材を使うこと・育てることは
SDGs―未来への贈り物。

瑞穂木材ってどんな会社?

製材・販売から住宅建築まで行う、地域密着、長野県の材木店です。

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「県産材」ってどういう木材?

カラマツ、スギ、ヒノキ、アカマツを中心とした木から作っています。

長野県は、県土の約8割が森林です。県内の民有人工林に育っているのは、
面積の約半分を占めるカラマツをはじめ、 スギ、ヒノキ、アカマツ、ほぼこの4種類です。
これらどの樹種も建築用材として利用しているのは実はすごいことで、
それぞれの木の長所を生かして建材や資材などに使われています。(データは令和元年度長野県林業統計書より)

県産材使用施設

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長野駅

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木島平村役場

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長野県庁特別応接室

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飯山駅

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豊野高等専修学校

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道の駅野沢温泉

県産材と輸入木材との違いは?

建築用木材の約半分が輸入品ですが、輸送には多くのエネルギーを使います。


戦後~高度経済成長期の日本は、住宅・建設需要が増えて材料が足りなくなり、海外からの輸入木材が大量に入ってきました。
値段も安かったので、県産・国産材は価格競争に勝てませんでした。
しかし輸入木材は、生育地の気候や建築業界の
情勢などに、供給量や価格が左右されやすいのです。
また、重い木材を長距離運ぶために、大量の石油エネルギーを必要とします。

県産材

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長野県の木材の現状は?

今すぐ使える木がたくさんあるのに、木を切る人・使う人が減って困っています。

昭和30~40年代の政策で植えた木が成長し、木材として利用できるようになったものが、
人工林全体の約4分の3もあります。
しかし、輸入材の増加によって、山林を所有・管理する人、伐採・製材を行う業者、
木造建築のノウハウを持った工務店など、山や林業に関わる人の数はすでに激減しています。
県産材の需要は増加傾向にはありますが、
目の前の山に使える木が豊富にあるのに、利用されずに残っているのです。
これは全国的にも重い課題です。(データは令和元年度長野県林業統計書より)

県産材を使うメリットは?

ムダな消費エネルギーを減らし、災害を防いで、地域の自然環境を守ります。

県産材を選んで使うことで、次のようなたくさんのメリットがあります。
“木の地産地消”はいいことずくめなのです。

Merit 01

輸送コストが下がり、運ぶために消費するエネルギーを小さくできる。

Merit 02

適度に伐採しながら植えることで、世界情勢に影響されることなく、質のいい木材の供給が安定する。

Merit 03

元気な木・森があると、山の保水力が保たれ、土砂崩れや洪水などの災害が起きにくくなる。水質がよくなり、山の生き物にいい影響を及ぼす。

Merit 04

適切な量の木は、CO2を効率よく吸収するので、温暖化対策になる。

Merit 05

山や森林に関わる仕事が復活し、担い手が増える。

Merit 06

将来にわたって、地元の豊かな自然が残り、働く場所が残り、地域がいきいきとする。

長野県で、県産材を使って家を建てたいのだけど…

ぜひご相談ください。小さくても実力のあるパートナー工務店と連携しています。

新築はもちろん、建て替えやリフォームについてもお気軽に私たちにご相談ください。
信頼できる地元の工務店と連携していますので、設計から施工まで安心してお任せください。
当社で関わった施工例は建物探訪パートナー工務店については工務店紹介ご覧ください。

今、多くの家づくりは、“建てて売る人”と“できた家を買う人”の間での【取引】になってはいないでしょうか。
木を愛し、県産材にこだわってきた私たちは、それが残念でなりません。
思いの詰まった家を建てたい施主、先祖から受け継いだ山林を守りたい地主、地元で育った木を生かしたい製材業者、
木の良さを知り尽くした設計士と工務店が、県産材を囲んで輪になり手をつなぐことで、
家づくりは、環境と未来を考えた【取り組み】に変わります。
未来を生きる子どもたちに、今私たちができることは何か。
先祖が植えてくれた森にきちんと手を入れ、山の持つ力を守ろう。
森、山と、人とのつながりを取り戻し、地域をもっと元気にしよう。
この思いとともに“縁・円”を大切に行動し、次の世代にしっかりつないでいくことを、 瑞穂木材はお約束いたします。